音楽コース
音楽コースの特徴
- 普通科の中に設けられており、第1学年からコース制をとっています。
- 音楽科目の単位数が大幅に増えています。
- 1年次では一般的な音楽Ⅰ(週2時間)の他に隔週で、声楽とピアノの個人レッスン(週1時間)が実施され、2年次からの本格的な学習に備えます。
- 授業・部活動・学校行事などをとおして、より多くの音楽活動に接する機会が設けられています。
音楽コースの学習内容
本校の音楽コースは、普通コースと比べると音楽科目の単位数が大幅に増えていますが、他府県の音楽科と比べるとその約1/2に過ぎません。そこで、将来音楽関係に進もうと考えている人たちにとって必要最低限の学習として、次の三つの分野を精選して授業を行っています。
科目 | 学習内容 | 時間数 | 授業形態 | ||||||||||||||
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音楽理論 | 音楽上の基礎的な知識や法則を学び、実際の演奏に活用する力を身につけるための科目です。具体的には、楽典や音楽通論、音楽史などを学習します。 | 3年:2時間 (2年:2時間) 「音楽Ⅱ」の授業で楽典に触れます。 |
一斉授業 | ||||||||||||||
ソルフェージュ | 音楽のいろいろな要素(リズム、音程、ハーモニーなど)を正しくとらえ、音楽的に表現するための基礎的な力を身につけるための科目です。具体的には、「コールユーブンゲン」などの教本を使った視唱練習や、初めて見る楽譜を正しく視唱する新曲視唱、ピアノで弾くメロディーを聴いて楽譜に書き表す聴音などを行います。 | 2年:2時間 3年:必修3時間 選択3時間 |
グレード別 グループレッスン | ||||||||||||||
演奏表現基礎(1年)、 声楽・器楽(2,3年) |
音楽コースの学習の中でメインとなるのがこの科目です。声楽では、正しい発声法に基づいた芸術歌曲の独唱法を、器楽ではピアノ奏法、弦楽器奏法、管楽器奏法を個人レッスンの形態で学習します。 声楽と器楽の中から主専攻と副専攻を選び、各2単位、合計4単位履修します。ただし、ピアノは全員履修します。 主専攻と副専攻の選び方には次の3とおりがあります。 | 1年:1時間 2年:4時間 3年:4時間 |
個人レッスン | ||||||||||||||
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Cタイプは声楽のレッスンも実施しています。Dタイプは、校内専攻を( )内の声楽かピアノから選び、副専攻は校内専攻声楽はピアノに、校内専攻ピアノは声楽になります。 |
これらの3科目は授業としては別々に行われますが、本来はそれぞれ密接に関連し合っています。各自の演奏をより音楽的なものにするのが学習の目的です。
- 2年、3年の「声楽・器楽」の授業で個人レッスンを実施するのは、声楽・ピアノ・弦楽器(ヴァイオリン・ヴィオラ)・管楽器です。
- 部活動は、音楽部又は管弦楽部のどちらかを選び、アンサンブルや合唱・合奏など授業での不足部分を経験し学びます。全員参加が原則です。
- 系統立てた学習のため、入学後及び2年次、3年次へ進級の際、コースの変更はできません。
音楽関係の先生方
- 教諭
- 稲場 一朗・渡辺 洋輔・平井 美生
- 講師
- 9名
- 部活動講師
- 2名
- トレーナー
- 6名
- 【声楽】
- 渡辺 洋輔・黒崎 隆憲・碓井 智子・櫻井 桂子・大橋 万貴
- 【ピアノ】
- 平井 美生・玉井 恵子・高森 静香・間部 栄司・東山 洸雅
- 【弦楽器】
- 別本 裕子
- 【管楽器】
- 稲場 一朗
- 【ソルフェージュ】
- 稲場 一朗・渡辺 洋輔・平井 美生・玉井 恵子・高森 静香・東山 洸雅
- 【音楽理論】
- 渡辺 洋輔・平井 美生
- 【部活動】
- 宮田 保良(チューバ・吹奏楽)・緒方 里珠(フルート・木管)
- 【トレーナー】
- 別本 裕子・高田 愛子・早川 萌音(ヴァイオリン)・
守護 菊野(ヴィオラ)・高田 剛志(チェロ)・ 川村 文乃(ハープ)
授業の様子
ピアノの個人レッスン 管楽器の個人レッスン
声楽の個人レッスン ヴァイオリンの個人レッスン
ソルフェージュ(聴音)のグループレッスン ソルフェージュ(聴音)のグループレッスン
ソルフェージュ(視唱)のグループレッスン 音楽理論の授業