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「薬物乱用防止教室」を開催しました
7月13日(木)の5限に、3年生を対象にした「薬物乱用防止教室」を開催しました。講師は、NPO富山ダルクリカバリークルーズの高見氏と神後氏です。「薬物依存症について ー ダルクからのメッセージ -」という演題でご講演いただきました。両人ともご自身が薬物依存症者として生きてきた体験を通して、生徒へダイレクトに言葉を投げ掛けておられました。生徒も少し緊張しながらその言葉を受け止め、薬物の怖さについて改めて認識を深めていたようです。生徒たちにとって、他人事ではない薬物汚染の実態について知ることができたよい機会となりました。
生徒の感想文1
今回の講演を聴いて、薬物との出会いは本当に突然のことで、その1回に手を出すだけで人生が台無しになるのだと分かりました。実際に経験したことがある方々の話はとても具体的でよりリアルに感じました。お話を聴いた今でも自分はありえないと思っています。しかし「昔自分もそう思った」とおっしゃっていたので誰でもありえることで、自分だけが特別で薬物を使用しないとは限らないので、他人事だと思わず向き合うことが大切だと感じました。
生徒の感想文2
今まで、保健の授業やインターネットなどで薬物依存症の恐ろしさを完全に理解したつもりでした。そして自分には縁遠い話で、仮に薬物を誰かに勧められるようなことがあっても、絶対に断り切れると思っていました。しかし、今日の講演を聴いて、病気を治すための薬でも、乱用すれば毒になってしまうこと、どんなに心が強いつもりでも、何かがきっかけで薬物に手を染めてしまう可能性があることが分かりました。薬物乱用は良いことが何一つ無い、人を不幸にするだけのものだと改めて強く感じました。